斑の名前一覧表 2008年6月


斑入り植物は遺伝子によるものと、ウイルスによるものがあると色んな本に書かれている。しかし斑の状態を見れば分かる事であで、カエデの斑入りは遺伝子によるもので、安心して扱う事が出来る。ウイルスによる斑はカビが生えたごとくに毎日進行してゆく。

斑入りと言っても沢山の名前が残っている。どれをどう使うかは、それぞれの人によ
っても異なるし、受け方も異なるので、実物を見ないと言葉だけでは分からない場合
もある.1本の木でも色々な斑が出ることが多い。参考までに種々の記録、著書から
ひらったものを書きとめた。

斑の種類
曙 斑(あけぼのふ)→白斑であるが境界がぼけたもの。
網 斑(あみふ)→葉脈に沿って斑が入り網状を呈する斑入り。
糸 斑(いとふ)→縞斑(しまふ)
糸覆輪(いとふくりん)→覆輪(ふくりん)
生(うぶ)→緑色部がなくなり、全面だ白色になったもの。一株の内に処々に点々と生(うぶ)が出た姿を蛍斑(ほたるふ)と呼ぶ。=銀葉(ぎんよう)、無斑(むふ)
角 斑(かくふ)→縞斑の途中が断絶して白斑部が長方形を呈するもの。 
鹿子更紗(かのこさらさ)→牡丹斑(ぼたんふ)
間道斑(かんどうふ)→縞斑(しまふ)
切 斑(きりふ)→一枚の葉で、中筋を境にして緑色と白色、または黄色とが折半する斑。
金砂斑(きんしゃふ)→斜子斑(ななこふ)
銀 葉(ぎんよう)→うぶ斑
雲 井(くもい)→縞斑が葉の先端部のみに現れ、かつその斑が濃緑色であるもの。=紺被り(こんかぶり)=大黒(だいこく)
蹴込斑(けこみふ)→緑色葉の周辺部に鮮明な白斑が突然に現れるもの。
古錦斑(こきんふ)→黄色葉に白色の斑紋が現れる斑。=淡雪(あわゆき)
胡麻斑(ごまふ)→うぶ斑に緑色の細点が沢山現れるもの。時に掃込や深覆輪の白色部に現れる事がある。
紺被り(こんかぶり)→雲井(くもい)
紺縞斑(こんしまふ)→墨斑(すみふ)
更紗斑(さらさふ)→牡丹斑(ぼたんふ)
絞 り(しぼり)→色彩が入り混じるもの
縞 斑(しまふ)→平行葉脈の葉に、縦に長く現れる縞模様。

変わりものに
正宗斑(まさむねふ)→葉縁に沿って、そこだけに現れるもの。
中 縞(なかしま)→葉の中央部にだけ現れるもの。
覆 輪(ふくりん)→葉の周り両側に現れるもの。
その他、縦縞斑(たてじまふ)、筋斑(すじふ)、間道斑(かんどうふ)、縦斑(たてふ)、糸斑(いとふ)、長縞斑(ながしまふ)、深縞斑(ふかしまふ)、外斑(そとふ)がある。
霜降り(しもふり)→斜子斑(ななこふ)
蛇の目斑(じゃのめふ)→円形の中に同色、又は異色の小さい円形の斑が重なって蛇の目状に現れる文様。
筋斑、條斑(すじふ)→縞斑(しまふ)
砂子斑(すなごふ)→細点の斑が星のように現れるもの。
     
次のような変わりものがある。
砂子覆輪(すなごふくりん)→砂子斑が周辺を取り囲んでいるもの。
霜降斑(しもふりふ)→砂子斑が著しく微細になったもの。
吹掛斑(ふっかけふ)=吹き絵斑
金砂斑(きんしゃふ)→個々の斑点が数個ずつ結合して大小不同の斑点となったもの。
砂子覆輪(すなごふくりん)→砂子斑(すなごふ)
墨縞斑(すみしまふ)→墨斑(すみふ)
墨 斑(すみふ)→緑色地に濃緑色又は暗緑色の縞が現れるもの。=紺縞斑(こんしまふ)、墨縞斑(すみしまふ)、墨流し(すみながし)
外 斑(そとふ)→縞斑(しまふ)
大 黒(だいこく)→雲井(くもい)
縦縞斑(たてしまふ)→縞斑(しまふ)
縦 斑(たてふ)→縞斑(しまふ)
段 斑(だんふ)→緑色と白色(淡黄色又は淡緑色)とが横縞となり交互に何段にもなって並んでいる斑。=横縞(よこしま)、横斑よこふ)
昼夜斑(ちゅうやふ)→一枚の葉で表面と裏面とが色を異にするもの。=陰陽斑(いんようふ)
爪 斑(つまふ)→葉の先端部だけに白い斑が現れるもの。このうち白斑が大きいは深爪(ふかずめ)と呼ぶ。
虎 斑(とらふ)→段斑または不整形で境界がはっきりしない横斑。黄色のものを虎斑と呼び、
白色のものを鼈甲(べっこう)と呼んで区別する。
長縞斑(ながしまふ)→縞斑(しまふ)
中 斑(なかふ)→葉の中央の部分だけに斑が現れるもの。
斜子斑(ななこふ)→斜子織のような模様を現す斑。
     
次のような種類がある。
金紗斑(きんしゃふ)、霜降り(しもふり)、吹絵斑(ふきえふ)、吹掛斑(ふっかけふ) 
掃込斑(はきこみふ)→刷毛で撫でたような形の斑。
掃込性砂子(はきこみせいすなご)→掃込斑が細点性になるもの
深縞斑(ふかしまふ)→縞斑(しまふ)
深爪斑(ふかずめふ)→爪斑(つまふ)
吹絵斑(ふきえふ)→斜子斑(ななこふ)
吹掛斑(ふっかけふ)→斜子斑(ななこふ)
覆 輪(ふくりん)→白色、黄色、紅色などの斑が、中央部の緑色を取り囲むようにして現れたもの。
斑の幅が広いものは深覆輪(ふかふくりん)。
特に狭いものは糸覆輪(いとふくりん)。
緑色との境界が特に不規則なものは覆輪崩れ(ふくりんくずれ)。
覆輪崩れ(ふくりんくずれ)→覆輪(ふくりん)
鼈甲斑(べっこうふ)→虎斑(とらふ)
星 斑(ほしふ)→牡丹斑(ぼたんふ)
ぼた斑→牡丹斑(ぼたんふ)
 牡丹絞斑(ぼたんしぼりふ)→牡丹斑(ぼたんふ)
牡丹斑(ぼたんふ)→不規則な大形の斑。=ぼた斑。
このうち形が小さく沢山密生したものを牡丹絞斑(ぼたんしぼりふ)。鹿子更紗(かのこさらさ)と呼ぶ。
牡丹斑の斑が小さく円形となり、大きさが大体平均したんものを星斑(ほしふ)と呼ぶ。=更紗斑(さらさふ)
蛍 斑(ほたるふ)→うぶ斑
正宗斑(まさむねふ)→葉の片側の葉緑部に斑が入るもの。
松 島(まつしま)→松島斑(まつしまふ)
松島斑(まつしま)→淡緑色の葉に濃緑色の斑が半島状に現れるもの。濃緑色の斑が葉縁で半島状におわるものは、単に松島(まつしま)と呼び、
また松島斑(まつしまふ)に、さらに白色の斑が現れるものを三色斑(さんしきふ)と呼んでいる。
豆 斑(まめふ)→小さい円形の豆形の斑。
紫 斑(むらさきふ)→緑色の葉に紫色ないし黒紫色の斑が現れるもの。
幽霊斑(ゆうれいふ)→うぶ斑
横縞斑(よこしまふ)→段斑(だんふ)
横 斑(よこふ)→段斑(だんふ)

定吉さんのホームページより
斑入りのメカニズム    http://www.poporo.ne.jp/~kondoh/fuiri/mecha.htm


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