お手紙

          
暑中お見舞い申し上げます。
 六月にお伺いしてから、早くも二ヵ月が経ってしま
いました。お変りはございませんか。楓たちは夏の
陽を浴びて濃くしているのでしょうか。
水やりにお忙しいことでしょうね。

 あの日の帰り、近くの喫茶店に皆で立ち寄り
ましたら、矢野さんの写真や本がおいてあり、
「あら!」なんて声をあげて手に取っていたら
お店の方が、お声をかけてくださいました。
そして、又来て上げて下さいね、と素敵な笑顔で
した。矢野さんが地域の方々から、大切に
思われていらっしゃるのが良く分かりました。

 あの日のことを書くのが宿題で、早く矢野様へ
お送りしたかったのですが、何せ怠け者の
私の教室で、たったつきに一度しか開いていません。
七月に皆に原稿が寄せられ、合評会。八月
六月に書き直したものを再度合評、矢野様
へ送るのなら、もう一度書き直したいという
要望で、その場で皆書き改め、ようやく
提出してくれました。

 毎日楓の里が話題です。インターネットで
調べてくれる方もおり、、矢野様の構想に
拍手をしています。何か基金をお集めに
なる時は是非ご一報下さいます様に
私共の教室では今度、お弁当を持って矢野様
も一緒にいただきましょうなどど話し合っています。

 矢野様らしい暮らしぶりに少なからず驚き
共感し、自分ことをふり返ったのだと思います。
本当に素晴らしいほと時でした。
心から御礼申し上げます。私も、もっともっと
お話をお聞きしたいと心を残しつつ帰りました。
又、是非とも、お伺いしたいと存じます。

 ではどうぞ退屈しのぎにメンバーの吟行
エッセー ご一読下さいますぇ。
暑い日が続きますが、くれぐれも御身
お大切にお過し下さいます様に。

 平成十九年丁亥八月七日
                    中島史子



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